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4月30日は高級レストランが満席、料金2倍でも予約は困難

<写真:tuoitre.vn>
4月30日に予定されているベトナム南部解放・国家統一50周年の記念式典を前に、ホーチミン市内の高級レストランでは予約が殺到している。
特にホーチミン市中心部や花火観賞に適したロケーションに位置する飲食店では、通常料金の2倍を提示しても予約を確保することが困難な状況である。
ホーチミン市1区のナムキーコイギア通りにある高層ビル28階の日本料理店では、店内から花火を一望することが可能である。
当日は17時から19時45分までと、20時から22時30分までの二部制を導入している。
すでに前半の時間帯は満席となっており、後半の時間帯も残席はわずかである。
同様にサイゴン川沿いに浮かぶエリサ・フローティング・レストランでも、屋外や屋上席はほぼ埋まっており、特に家族連れの予約が目立っている。
ハノイ市から観光に訪れるTさん一家は5つ星ホテルに滞在しているが、レストランの予約が取れず、通常料金の2倍を提示しても断られたと語った。
一方、クアンガイ省から訪れるAさん一家は、3日間の旅行を計画し、ホテルとレストランの予約を早期に確保した。
宿泊先のホテルでは、1人あたり約300万ドン(約1万6590円)のビュッフェディナーを予約しており、Aさんは「50年に一度の記念日を逃したくなかった」と話している。
また、ホーチミン市内のフランス料理店では、繁忙期に備えて価格を10%引き上げたが、顧客からの不満は出ておらず、全50席のうち45席がすでに予約済みである。
2025年の式典では市内30カ所での花火打ち上げに加え、1万台以上のドローンによる光のショーも予定されており、例年以上の観光客の来訪が見込まれている。
関係者は「大型連休中に快適な食事を楽しむためには、早めの予約が不可欠である」と呼びかけている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。