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ハノイで飼い犬が女児を襲撃、頭部と顔面に重傷
2025年04月29日(火)07時00分 公開

<写真:tuoitre.vn>
ハノイ市において、自宅で飼育していた犬に襲われた5歳女児が、頭部と顔面に10か所以上の咬傷を負って病院に搬送された。
4月26日、中央熱帯病病院は犬に咬まれた2件の救急搬送事例を報告した。
1件目は体重20kg以上の飼い犬に頭部と顔面を襲われた5歳女児であり、咬傷の1つには犬の歯形が深く刻まれていた。
医師は応急処置として約10針を縫合し、感染症予防のため排液処置を施した。女児は現在、狂犬病ワクチンおよび抗狂犬病血清による治療を受けている。
もう1件はハノイ市在住の45歳女性が飼い犬に手を咬まれたケースである。
犬は5〜6kgの小型犬であったが、咬傷後すぐに死亡しており、狂犬病感染の可能性が懸念されている。女性は直ちに医療機関を受診し、ワクチン接種を受けた。
中央熱帯病病院感染症対策センターによれば、たとえ小型犬であっても定期的にワクチン接種を受けていなければ、狂犬病ウイルスを保有している可能性がある。
特に夏季は犬が興奮しやすく、放し飼いの増加も相まって、狂犬病ウイルスの拡散リスクが高まるという。
狂犬病ウイルスは感染症の中でも最も致死率が高く、発症後の死亡率はほぼ100%に達する。
ハノイ市は市民に対して、飼い犬・猫のワクチン接種を徹底し、外出時には口輪の装着を義務付けるほか、特に幼児を大型犬に近づけさせないように強く注意を促している。
犬に咬まれた場合はワクチン接種の有無にかかわらず、速やかに医療機関で適切な処置を受けるべきである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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