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野生の子ゾウが井戸で転落死、ドンナイ当局が原因を調査

2025年05月06日(火)07時00分 公開
野生の子ゾウが井戸で転落死、ドンナイ当局が原因を調査

<写真:znews.vn>

 

5月4日未明、ドンナイ省ヴィンクー郡マーザー村の自然保護区内において、野生の子ゾウが井戸に転落して死亡する事故が発生した。

 

ドンナイ自然文化保護区によれば、同日午前1時30分頃、地元住民からレンジャー局に通報があった。

 

6頭前後のゾウの群れが現れ、そのうちの1頭である子ゾウが井戸に落下したという。

 

事故現場は保護区が管理する貸与地であり、発見時には母ゾウおよび4頭の成獣が子ゾウの救出を試みていた。

 

夜間で視界が悪く、安全確保が困難であったため、レンジャーや住民による救助活動は夜明け後の午前5時45分に開始された。

 

しかしながら、子ゾウはすでに衰弱しており、約10分後に死亡が確認された。

 

初動調査によると、転落した井戸は直径1.8m、深さ35mであった。

 

子ゾウは這い上がろうとして体力を消耗し、さらに母ゾウらが井戸の周囲を掘削する過程で土砂が崩落し、これにより窒息死した可能性があると見られている。

 

ドンナイ省には現在25〜27頭の野生ゾウが生息しており、同省の個体群は国内で2番目の規模を誇る。

 

ゾウの生息域は、ドンナイ自然文化保護区、カットティエン国立公園、およびラガー森林会社の3地域にまたがっている。

 

同省では2014年から2020年にかけて野生ゾウとの軋轢を回避するため、延長75kmに及ぶ電気柵を設置してきた。

 

それにもかかわらずゾウが人間の生活圏に姿を現す事例が依然として続いている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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