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ホーチミン市7区の実父殺害事件、韓国籍の男に死刑判決
2025年05月30日(昨日)07時00分 公開

<写真:cand.com.vn>
ホーチミン市人民裁判所は28日、実父を殺害したとして韓国籍のリム・ヨウァン・クォン被告(42)に死刑を言い渡した。
裁判所は本事件を「特に残虐かつ非人道的な行為」と認定し、最も厳しい刑罰の適用が必要であると判断した。
起訴状などによれば、クォン被告はホーチミン市7区のマンションで妻および2人の子どもと生活していた。
2024年3月10日に夫婦間の口論の際に妻を殴打し、さらに飼い犬を殺害するという暴行を加えた。
妻が子どもを連れて住居を離れ、義父に経緯を報告したことが事件の発端となった。
父親は事態を重く見て渡越を決意し、3日後にホーチミン市を訪れた。
到着当日、父親はクォン被告と共にビールを飲みながら、妻への態度を改めるように諭した。
これに激昂したクォン被告は深夜、就寝中の父親に対して刃物とハサミで繰り返し刺すという凶行に及び、父親は死亡した。
犯行後、クォン被告は自らの手首を切って自殺を図ったが、マンション敷地内の芝生に横たわっているところを警備員に発見され、病院へ搬送された。
法廷においてクォン被告は起訴内容を全面的に認め、「深く反省している。まだ幼い子どもが2人おり、家庭に戻る機会を与えてほしい」と述べた。
一方、遺族として出廷した被告の兄は「家族にとって極めて痛ましい出来事であった」と語りつつも「弟には多くの生活上のストレスがあった」として、裁判所に寛大な処分を求めた。
しかし、裁判所は犯行の動機や手口の残虐性、社会的影響の大きさを重く見て、死刑という厳罰を下す判断に至った。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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