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ミシュランガイド2025、ベトナムの飲食店181軒が選出

<写真:vietnam.vn>
フランスのミシュラン社が発行する『ミシュランガイド』は5日、ダナン市で開催した発表会において、ハノイ市とホーチミン市、ダナン市の3都市から合計181軒の飲食店を選出したことを発表した。
このうち9軒が1つ星を獲得し、ホーチミン市の「CieL」と「Coco Dining」が新たに星を得た店舗として加わった。
1つ星を維持または新たに獲得した飲食店は、ハノイ市では「Gia」「Hibana by Koki」「Tầm Vị」、ホーチミン市では「Long Triều」「Ănăn Saigon」「Akuna」「CieL」「Coco Dining」、ダナン市では「La Maison 1888」が選ばれている。
また、コストパフォーマンスに優れた料理を提供する店舗に与えられる「ビブグルマン」には63軒が選ばれ、そのうち9軒が新規にリスト入りした。
さらに、料理の質に基づき選出される「ミシュランセレクテッド」には109軒が選ばれ、14軒が新たに加わった。
特別賞として「若手シェフ賞」も発表され、ホーチミン市「CieL」の料理長であるレ・ヴィエット・ホン氏が選出された。
1992年生まれのホン氏は欧州での修業を経て、2024年9月に同店を開業した。東洋と西洋の食文化を融合させた創作料理が高く評価された。
加えて、持続可能な取り組みに対して授与される「ミシュラングリーンスター」には、前年に続いて選ばれた1軒に加え、新たにハノイ市の「Lamai Garden」が受賞した。
ミシュランの国際ディレクターであるグウェンダル・プーレネック氏は「ベトナムの食文化はますます国際的な注目を集めており、料理人たちは伝統を尊重しつつ革新を追求している」と述べている。
『ミシュランガイド』は観光促進と食文化の評価を目的として1900年に創刊され、現在では世界40カ国以上の飲食店を対象としている。
今回の発表はベトナムがアジアのグルメ拠点としての地位を確立しつつあることを示す一例である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。