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Grabが名店コレクションを開始、地域の観光振興にも貢献

<写真:laodong.vn>
Grabベトナムは、フードデリバリーサービス「GrabFood」上で、ユーザー評価の高い地元飲食店を厳選して紹介する新企画「Quán trứ danh(名店コレクション)」を開始した。
本企画は地域ごとの食文化を国内外の利用者に広めるとともに、地場飲食業の集客・成長支援を目的としている。
この名店コレクションではGrabユーザーの注文実績および4.5点以上の評価を基に、各地域で高い支持を得ている飲食店が選出されている。
Grabは本取り組みを通じて、消費者の多様なニーズに応えるだけではなく、パートナー店舗の経営支援も強化しているという。
AI技術を活用し、メニューの作成支援や多言語翻訳(英語・韓国語・タイ語など)、印刷メニューのデジタル化などを行い、特に小規模店舗のデジタル展開を後押ししている。
さらに、GrabのAIアシスタントは、業務効率化、広告戦略の最適化、売上向上のアドバイスなどを24時間体制で提供する「ビジネスアドバイザー」として機能し、飲食店の経営を多角的にサポートする。
Grabベトナムのマーケティング責任者であるグエン・タン・アイン氏によれば、これは地域の味を広めることで観光振興や地域経済の発展にも寄与する重要な取り組みである。
実際にフエ市では同市観光局と連携し、「フエの名店」表彰イベントを開催した。
こうした動きの背景には、急拡大するオンライン飲食市場の存在がある。
調査会社Momentum Worksの報告によれば、2024年におけるベトナムのオンライン飲食市場成長率は東南アジアで最も高い26%を記録し、市場規模は18億ドル(約2841億6600万円)に達した。
GrabFoodはこの分野において国内外で最大のシェアを維持し、成長を牽引している。
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