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ベトナムの牛乳消費量、乳業発展の現状
2025年08月11日(本日)07時00分 公開

<写真:nhachannuoi.vn>
ベトナム産業貿易政策戦略研究所が主催した「2030年までのベトナム乳業発展戦略・2045年ビジョン」に関するシンポジウムによると、国内乳業市場の規模は2017年の44億ドル(約6479億円)から2023年には50億3000万ドル(約7409億円)へと拡大した。
しかしながら、国民一人当たりの年間牛乳消費量は約36kgにとどまっており、デンマーク(394kg)、米国(228kg)、ロシア(152kg)、日本(61kg)と比較して著しく低い水準にある。
この15年間で乳製品市場の構成にも変化が見られる。
2008年には加工乳のうち再構成乳が92%を占めていたが、2023年にはその割合が32.3%にまで低下し、生乳を原料とする製品が67.7%にまで拡大した。
この背景には、国内酪農業の成長がある。現在では約33万5000頭の乳牛が飼育され、1日あたり約120万リットルの生乳が供給されている。
それにもかかわらず、国内の生乳生産量は依然として需要を満たすには不十分である。
ベトナム畜産協会のグエン・スアン・ズオン会長は、家族経営と農場規模の酪農を並行して発展させることにより、牛の飼育頭数の拡大と農家の収益向上が見込めると述べた。
また、今後の乳業発展においては、加工産業の強化とともに、安全で高品質な国内産生乳の生産体制を拡大することが重要であると強調している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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