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ロンタインへの国際線移転案、数倍の移動時間に懸念
2025年08月14日(本日)07時00分 公開

<写真:thanhnien.vn>
ベトナム建設省は、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港で現在運航されている定期国際線をすべてロンタイン国際空港に移転する案について、関係機関との協議を進めている。
正式な運用計画については、2025年9月までに報告するように求められている状況である。
この移転案に対し、市民や専門家からは、交通インフラの未整備を理由とした懸念が数多く寄せられている。
現段階では、高速道路や都市鉄道、鉄道網の整備が十分とはいえず、ホーチミン市中心部からロンタイン空港までの移動に3〜4時間を要する可能性がある。
国際線利用時には出発3時間前の空港到着が一般的とされるため、場合によっては出発の半日前から移動を開始しなければならない事態も想定される。
一部の意見としては、国際線をすべて一度にロンタイン国際空港へ移すのではなく、段階的な運用や二空港併用の方針を検討すべきとの声がある。
バンコクやソウル、東京などの都市では、国内外の航空便を複数の空港で分担運用しており、これにより利便性の確保、利用者の負担軽減、さらには航空サービスの競争促進が実現されているという。
一方で、ロンタイン国際空港の設備や容量を最大限に活用し、同空港を東南アジアにおける主要ハブ空港として確立するためには、国際線の集約が有効であるとの見方も存在する。
今後、政府は空港会社や航空各社との連携のもと、影響評価を実施し、段階的な移行計画の策定に取り組む見通しである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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