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ベトナムのEV販売台数、東南アジア第2位に浮上

<写真:thethao247.vn>
2025年1月から8月にかけて、ベトナムにおける純電気自動車(BEV)の販売台数が8万9970台に達し、東南アジア市場で第2位に浮上した。
首位はタイで、販売台数は9万2665台である。
ベトナムは年間の新車販売台数ではインドネシア、マレーシア、タイに次ぐ第4位にとどまるが、BEVに限定すればタイに次ぐ規模となる。
国内メーカーVinFastの販売が急伸し、8か月間で前年通年の約8万7000台を超過したことで、BEV市場全体におけるVinFastの存在感が一層高まっている。
政府による登録税免除措置や、VinFastが提供する充電無料サービス、内燃機関(ICE)車からの移行を促進する各種政策が奏功し、BEV販売は急速に拡大している。
新車販売全体に占めるBEVの割合は26%に達し、タイの23%を上回る水準となった。
一方、タイでは中国系自動車メーカーの進出が市場成長を牽引しており、前年比35.4%の成長を記録した。
充電インフラの整備状況を見ると、タイ国内に設置された充電ポートは1万1622基にとどまっており、V-Green社が提供するベトナムの約15万基と比較すると、その差は大きい。
インドネシアでは、同期間中のBEV販売が5万1191台に達し、前年通年の4万3188台をすでに超過したが、新車販売全体に占める割合は約10%にとどまっている。
マレーシアのBEV販売は2万3296台で前年比63.4%の増加となったが、構成比は5%にとどまり、中国のBYDが最大シェアを有している。
フィリピンのBEV市場は依然として小規模であり、1月から8月までの販売台数は約3300台にとどまった。
販売構成比はわずか1%であり、シンガポールの41%(9822台)と比較して大きな差がある。
専門家の見解によれば、ベトナムとタイのBEV販売台数の差は約2700台に過ぎず、年内にもベトナムが東南アジア地域で首位に立つ可能性があるとされている。
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