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評価が高まるベトナム料理、美食の国として世界第4位に

<写真:tienphong.vn>
米国の著名な旅行誌『コンデナスト・トラベラー(Condé Nast Traveller)』が実施した「リーダーズ・チョイス・アワード2025」において、ベトナムが「世界の魅力的な美食国ランキング」で第4位に選ばれた。
このランキングは読者による投票結果をもとに作成されており、ベトナムは96.67%という高い満足度を獲得した。
評価の中心となったのは、ストリートフードから高級料理に至るまで地域ごとに多彩な料理が存在する点である。
バインミーやフォー、ブン・ボー・フエなどが代表的な料理として挙げられ、素材の新鮮さや高い調理技術が際立っている。
とりわけ、米を主原料とした料理のバリエーションの豊富さが、世界中の旅行者を魅了している。
ランキング第1位にはタイが選ばれた。首都バンコクのレストラン7店舗が世界のトップ35にランクインするなど、同国が美食都市としての地位を確立していることがうかがえる。
国内においても、ベトナム料理の地位は着実に向上している。
米国のホテル大手マリオット・インターナショナルが発表した「The Future of Food 2026」レポートによれば、特に若年層を中心に高級ダイニングへの関心が高まりを見せている。
ミシュランガイドの導入を契機に、ホーチミン市やハノイ市では新たなレストランが台頭しており、料理人による創造的な試みも活発化している。
同レポートは、ベトナムが地域における料理文化の中核となりつつあることを示唆している。
地元食材の活用や調理法の革新を通じて、「食を通じた文化体験」を重視する傾向が一層強まっているという。
ベトナムによる食を通じた地域の魅力発信の取り組みは、今後も国際的な注目を集めていくと考えられる。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。