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日本の怪獣映画・ゴジラ-1.0、11月7日からベトナムで一般公開

2025年11月03日(月)07時00分 公開
日本の怪獣映画・ゴジラ-1.0、11月7日からベトナムで一般公開

<写真:tuoitre.vn>

 

日本の怪獣映画を代表する作品『ゴジラ-1.0(ゴジラ マイナスワン)』が、11月7日よりベトナムの劇場で一般公開されることとなった。

 

本作は山崎貴が監督・脚本・VFX監修を務めた作品であり、戦後間もない日本を舞台に、再び姿を現したゴジラと人間との対峙を通じて、破滅と再生の物語を描いている。

 

日本国内では、東宝によって2023年11月3日に公開され、「初代ゴジラ」公開から70周年を記念する節目の作品として位置付けられた。

 

さらに、海外においても高く評価され、英語圏の作品では初となるアカデミー賞・視覚効果部門を受賞する快挙を成し遂げた。

 

『ゴジラ-1.0』は73年以上にわたるゴジラシリーズの中でも特に「戦争」「再生」「人間の罪と責任」といった普遍的なテーマを深く掘り下げた作品である。

 

単なる怪獣パニック映画の枠を超えた重厚な人間ドラマが展開されている点が特徴的である。

 

また、制作費はおよそ1500万ドル(約23億1195万円)と比較的低予算であるにもかかわらず、その高い映像表現と演出力により国内外で大きな評価を受けている点も注目される。

 

ベトナムにおいては、これまで一部の映画祭などでの限定上映にとどまっていた本作が、今回初めて広範囲の劇場で一般公開される。

 

この公開により、日本発の怪獣映画文化がより広く浸透し、「怪獣=娯楽作品」という従来のイメージを超えて、観客に新たな視点を提供する契機となることが期待される。

 

作品タイトルの-1.0には、「ゼロではなくマイナスからの出発」という象徴的な意味が込められている。

 

終戦直後という国全体が喪失と混乱の中にある時代背景の中で、人々が直面する苦悩や葛藤、再生への意志が物語の核となっている。

 

1954年の初代ゴジラが持っていた核や戦争に対する象徴性を受け継ぎながらも、本作はより人間の内面に迫る描写を試みている。

 

東南アジアにおいても日本の怪獣映画には一定のファン層が存在しており、特に『ゴジラ-1.0』が持つ歴史的背景と普遍的なテーマは、国や文化を超えて共感を呼び起こす可能性を秘めている。

 

また、アカデミー賞を受賞した高水準の映像技術と演出を、劇場の大画面で体感可能という点でも、今回の公開には大きな意義があると言える。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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