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ホーチミンの新観光バス路線、文化遺産巡る無料体験を実施
<写真:laodong.vn>
ホーチミン市において、11月4日より新たな2階建て観光バス路線「サイゴン–タンディン」号の運行が開始された。
本路線は「サイゴン文化遺産」をテーマとして、市内の歴史的建造物や観光名所14カ所を巡るルートとなっている。
運行開始を記念し、11月11日から13日までの3日間は乗車体験が無料で提供される。
この新路線は、世界各地の観光地で採用されている「ホップオン・ホップオフ」型の運行スタイルを採用しており、乗客は好きな場所で自由に乗降可能である。
出発地点はグエンフエ通り133番地に位置し、運行時間は午前8時30分から午後10時30分までとなっている。
ルート上には、グエンフエ歩行者通り、市民劇場、統一会堂、サイゴン大教会、中央郵便局、タンディン市場、バクダン埠頭、バソン橋、動植物園、オンバチエウ廟など、ホーチミン市を象徴する多くの建築物や観光地が含まれている。
車内設備も充実しており、自動音声ガイド(多言語対応)、電子モニター、無料Wi-Fi、飲料水、キャンディーなどが提供されており、観光客に快適な移動と情報提供の両面から満足度の高い体験を提供する設計となっている。
バスを運営するベト・ビッグバス社の代表は、本路線の開通により都市の魅力を国内外の観光客に広く伝え、「2026年から2030年にかけて展開される『スマート観光都市』構想の実現にも貢献したい」と意欲を示した。
また、ホーチミン市交通局のグエン・クオック・ヴィン副室長は、今回の導入が市内で5本目となる屋根なし2階建てバス路線であると説明し、今後は旧ビンズオン省や旧バリア=ブンタウ省など周辺地域への展開にも期待を寄せた。
無料体験期間終了後の通常運賃は、1回あたり14万5000ドン(約850円)に設定されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。