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ベトナム人のビザ取得の煩雑さ、国内旅行志向を後押し

2025年11月27日(木)07時00分 公開
ベトナム人のビザ取得の煩雑さ、国内旅行志向を後押し

<写真:tuoitre.vn>

 

デジタル旅行プラットフォームAgodaが発表した「2026年旅行トレンド報告書」によると、ビザ手続きの煩雑さを背景に国内旅行を選択するベトナム人旅行者が増加している。

 

報告書によれば、2025年時点で約50%のベトナム人が国内旅行を計画しており、これは前年の26%から大幅な増加である。

 

同報告書に参加したベトナム人の91%が「ビザ要件が緩和されれば、より頻繁に海外旅行に出かけたい」と回答している。

 

これによりビザ制度が旅行先の選定に与える影響の大きさが浮き彫りとなった。

 

また、全体の6割が「現行のビザ政策が旅行計画に影響している」と答えている。

 

2025年版ヘンリー・パスポート指数によれば、ベトナムのパスポートは世界89位に位置し、ビザ不要で渡航可能な国は50カ国にとどまる。

 

旅行費用に対する節約志向も顕著であり、回答者の56%が宿泊費として1泊130万ドン(約7700円)未満を予定している。

 

260万ドン(約1万5400円)を超える支出を見込む旅行者は少数派であった。

 

旅行の主な目的はリラクゼーションとリフレッシュであり、全体の45%を占めた。

 

次いで文化体験や食事体験が挙げられた。旅行日数は平均4〜7日で、家族旅行を選好する傾向が顕著である。

 

また、2026年には年間4〜6回の旅行を計画しているとの回答が32%に達しており、旅行の頻度も高まりつつある。

 

Agodaベトナム代表は「ビザの障壁が取り除かれれば、ベトナム人旅行者の海外志向は一層高まる」と述べ、ビザ政策の見直しが旅行市場に及ぼす影響の大きさを強調した。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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