おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...
ベトナム映画館市場、イオンが本格参入
2025年12月10日(水)07時00分 公開
<写真:tuoitre.vn>
日本の大手エンターテインメント企業であるイオンエンターテインメントは、ベトナムの映画館市場に本格的な参入を果たした。
2025年12月7日、ハノイ市において、同社とベトナムの地場企業Beta Mediaとの合弁による初の映画館「Aeon Beta」が開業した。
両社は2024年8月に、2035年までにベトナム国内で50の映画館を展開する計画を発表しており、今回の開業はその第一歩となる。
現在、ベトナム国内には200を超えるシネマコンプレックスが存在しており、市場は主に韓国資本の企業が主導している。
最大手のCGVが約45%のシェアを持ち、続いてロッテシネマが26%を占める。
そのほか、地場企業であるGalaxy Cinemaが10%、Beta Cinemasが8%、BHD Star Cineplexが5.5%と続いている。
ベトナム文化スポーツ観光省映画局のダン・チャン・クオン局長は、イオンの市場参入について、市場にはさらなる成長の余地があることを示すものであると評価した。
その上で、国内の映画産業にとって新たな機会となるとの見解を示した。
また、国内企業にも十分な競争力があり、国際企業との共存は可能であるとの認識を示している。
イオンエンターテインメントの藤原信幸社長は、ベトナムが若年層を中心とした人口構成を有し、経済成長も安定しているため、同国市場への参入を決定したと述べた。
今後は、日本のアニメなどの知的財産(IP)を活用したコンテンツの展開に加え、映画の配給事業にも取り組む計画である。
さらに将来的には、ベトナム映画を日本で上映する構想も示されている。
[© poste-vn.com 2012-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
あなたにおすすめの記事
もっと見る
Loading...
Loading...
Loading...