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アバター3が鬼滅に次ぐ2位の快挙、前売り収入200億ドン突破
<写真:vov.vn>
ジェームズ・キャメロン監督による大作映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(アバター3)』が、ベトナム国内での劇場公開に先立ち、前売り券のみで興行収入200億ドン(約1億1800万円)を突破した。
この数字は、ベトナムにおける外国映画の前売り収入として歴代2位にあたり、首位の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の300億ドン(約1億7700万円)に次ぐ記録である。
本作は12月18日から先行上映が開始され、翌19日に正式公開される。
『アバター3』に対する関心の高さは、前作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の成功を受けたものであり、公開前から主要シネマコンプレックスやオンラインチケット販売サイトにおいては、すでに満席が続出している。
これまでベトナムで高い前売り収入を記録していた『名探偵コナン 隻眼の残像』の約140億ドン(約8260万円)を大きく上回る結果となり、アバターシリーズの根強い人気があらためて示された。
同作品の公開は、年末年始の映画市場における激しい競争の幕開けともなっている。
元日には、ベトナム映画『Nhà hai chủ』『Ai thương ai mến』『Thiên đường máu』の3作品が公開を控えており、ハリウッド大作である『アバター3』の先行公開が、これら国産映画の興行成績に影響を及ぼす可能性があるとの見方もある。
『アバター3』はパンドラの森を舞台に、主人公ジャック・サリーとネイティリの家族が新たな敵「アッシュ・ピープル」と対峙する物語である。
制作費は4億ドル(約620億円)を超えるとされ、映画史上でも有数の高額プロジェクトに位置づけられている。
批評家からは映像美、アクション、スケールの大きさといった要素が高く評価されている一方で、物語の構成や上映時間については意見が分かれている。
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