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セクハラ行為の韓国人男性、ベトジェット機から強制降機
<写真:znews.vn>
12月14日、ホーチミン市発プサン行きの旅客機内において、韓国人男性が隣席の女性乗客に対して繰り返し身体的接触や不適切な言動を行ったとして、機内から強制的に降機させられた。
対応にはベトナムの空港警備当局があたった。
現地報道および韓国メディアによれば、問題が発生したのはLCC・ベトジェットのVJ982便であり、事件は深夜0時過ぎに発生した。
当初、周囲の乗客は男性と女性がカップルであると誤解していたが、女性の怯えた様子により異常を察知し、客室乗務員が介入したことで事態が明るみに出た。
男性は空港のセキュリティスタッフにより座席から引き離され、機体から降機させられた。
この影響により便の出発は1時間以上遅れ、釜山・金海空港への到着も予定より約1時間半遅れた。
事件の様子を収めた動画がSNS上に投稿され、男性が機内で警察官に引き離される場面や、入国審査エリアで膝をついて号泣する姿が拡散された。
韓国のインターネット上では、男性に対する非難の声が相次ぎ、航空機内での行動規範や安全対策の必要性についての議論が活発化している。
一方、ベトナム当局の迅速な対応に対しては肯定的な意見が多く寄せられた。
同便に搭乗していた韓国人男性の目撃証言によれば、加害者は搭乗時からベトナム人女性2人に対して一方的に大声で話しかけており、両者に面識はなかったという。
目撃者はSNS上で「韓国の国旗が描かれたシャツを着て取った行動は国の恥だ」と強く批判するコメントを投稿した。
現在、ベトナム当局および航空会社が調査を継続しており、被害女性の証言や加害者に対する処分の詳細については明らかにされていない。
航空機内における迷惑行為は国際的にも問題視されており、1963年の東京条約に基づき、機長および着陸地の当局には問題行動を起こした乗客に対する措置が認められている。
ベトナムの民間航空法においても、違反者に対する強制退去、行政罰、最長12か月の航空機利用禁止処分が規定されており、重大な場合には刑事責任の追及も可能である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。