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ベトナム初の商業チップ、初回ロットを日本に輸出
2026年01月01日(本日)07時00分 公開
<写真:cafef.vn>
FPTグループは12月30日、同社が設計した電源管理用半導体チップの初回ロットを日本の大手電子機器メーカーに向けて出荷したと発表した。
出荷は、日本の電子機器流通大手であるRestarを通じて行われた。
輸出された半導体チップは、高性能な多機能プリンター向けに特化して設計されたものである。
本チップは、機器内部の電力を安定的に管理し、電圧や電流の変動から電子部品を保護する機能を備えている。
高負荷環境下でも安定した動作が可能であり、オフィスや企業での使用を前提として開発された。
この取り組みは、ベトナム製半導体のアジア太平洋市場への進出を目指すFPTの戦略の一環として実施されたものであり、日越両政府の立ち会いのもとに締結されたFPTとRestarの協力合意に基づいている。
同合意には、今後3年間で最大1000万個のチップを市場に供給する計画が盛り込まれている。
FPTとRestarは、今後の追加出荷に向けた準備を進めると同時に、日本市場の需要に対応した新型半導体製品の共同開発にも着手する方針である。
開発対象には、次世代電源チップや制御チップ、オフィス機器および民生用電子機器向けの各種ICが含まれる。
FPTセミコンダクターの会長を兼任するFPT ISのチャン・ダン・ホア会長は「今回の輸出はFPTにとって重要な節目であり、同時にベトナム人のコア技術分野における能力を示すものである」と述べた。
FPTはこの初出荷を契機に、ベトナム製チップの活用分野をIoT機器や産業用アプリケーションなどへと拡大していく方針である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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