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IT大手のFPT、初となる日系IT企業のM&Aに成功
<写真:thanhnien.vn>
ベトナムのIT大手であるFPTグループは1日、日本の情報技術サービス会社である株式会社エヌ・エイ・シー(NAC Co.,Ltd)の株式100%を取得したことを発表した。
これはFPTにとって日本市場での初のM&A取引である。
NAC社は世界トップ40にランクインするSalesforce、CRM分野の高品質なエンジニア約300人を擁している。
このM&A取引はFPTのグローバル展開戦略に沿ったものであり、NAC社の豊富な経験と専門知識を活用することで、FPTは迅速な成長を実現し、2027年までに日本市場から10億ドル(約1503億2000万円)の売上を目指し、従業員の半数以上を外国人にする目標に近づくことが可能となる。
FPT Japanの総経理であるドー・ヴァン・カック氏によると、NAC社と同様に、FPTも様々な組織や企業が直面する問題を解決するために技術を応用し、すべての人々にとって持続可能な社会を創造することを目指している。
FPT社は才能ある日本のエンジニアチームを発展させ、地元企業と協力し、地政学的な困難にもかかわらず、顧客がビジネスを継続できるように支援することを望んでいるという。
また、FPT社は多文化的な職場環境を推進し、優先している。
NAC社の代表者によると、FPT社のエコシステムに加わることで、NAC社は今後も高い成長を維持し、将来的にさらに能力を高めることが可能となる。
NAC社とFPT社はコミュニティの最大の利益のため、ビジネス活動を強力に推進することで力を合わせていくという。
FPT社は2014年以降、アメリカとヨーロッパで多くのM&A取引を完了してきたが、寛解の日本での初となるM&A成功は、この重要な市場に対するFPT社の強い投資と長期的なコミットメントを示し、今後のM&A活動の加速に向けた足掛かりとなる。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。