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男性は避妊具の着用徹底を、8割超が性的接触で新規HIV感染
<写真:trungtamytegovap.medinet.gov.vn>
ホーチミン市において2025年に報告された新規HIV感染者のうち、81%が性的接触を通じた感染であることが、同市当局の最新報告により明らかとなった。
とりわけ、男性同性愛者(MSM)層が感染者の過半数を占めている。
ホーチミン市のエイズ・麻薬・売春対策指導委員会が同市人民委員会に提出した報告によれば、新規感染者は主に15歳から39歳の男性に集中している。
ホーチミン市内には10万人を超える高リスク層が存在すると推定されるが、現在の予防プログラムが接触できているのは約60%にとどまり、公衆衛生上の重大な空白が指摘されている。
かつては注射器の使い回しによる血液感染が主な感染経路であったが、近年ではSNSやインターネットを通じた売春の拡大により、感染経路は性的接触へと移行している。
ホーチミン市内にはカラオケ、スパ、宿泊施設など1万件を超えるサービス業施設が存在し、その一部は風俗営業や密売春の温床となっている。
さらに、麻薬犯罪の増加も感染リスクを高める要因となっている。
2025年には麻薬関連の摘発件数が5200件近くに達し、前年同期比で21%以上の増加を記録した。
電子決済や宅配アプリを利用した巧妙な取引が行われており、密閉空間での薬物使用が性的接触を伴うケースも多く、感染拡大の一因となっている。
このような状況を受け、ホーチミン市当局は監視と摘発を強化している。
2025年には約1650の施設を査察し、254件に対して総額34億ドン(約2006万円)超の行政処分を科した。また、664人の売春関係者を摘発している。
一方で、ホーチミン市は予防および治療体制の強化を進めており、数万人に対して事前予防薬(PrEP)や抗レトロウイルス薬(ARV)の提供、HIV検査およびカウンセリングを実施している。
しかし、専門家は、性的サービスや薬物使用がネット上で巧妙に隠蔽されている現状では、対象層への効果的な接触が依然として課題であると指摘している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。