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ベトナム自動車市場、電動化の進展に伴う購買動向の変化

2026年01月20日(本日)07時00分 公開
ベトナム自動車市場、電動化の進展に伴う購買動向の変化

<写真:tuoitre-vn>

 

ベトナムの自動車市場では消費者の購買傾向が急速に変化している。電動化の流れが主流となる中、内燃機関車への逆風が強まり、2025年は業界にとって大きな転換点となった。

 

地場メーカーであるVinFastが展開する電気自動車(EV)「Limo Green」は、発売からわずか3カ月で2万7000台を超える販売を記録した。

 

この実績は中間価格帯のユーザー層におけるEV需要の高まりを如実に示している。

 

従来、EVは「新技術を体験する手段」として捉えられていたが、現在では「低コストかつ経済的な選択肢」として受け入れられつつある。

 

一方で、韓国系メーカーの不振が際立っている。HyundaiおよびKiaは2025年に2桁の販売減を記録し、かつて人気を博した車種はランキングから姿を消した。

 

その要因としては、技術力やデザイン面での競争力の低下に加え、電動化対応の遅れが挙げられる。

 

現時点で両社のハイブリッドモデルは一部にとどまり、消費者への訴求力も限定的である。

 

セダン市場の縮小傾向も顕著である。

 

2025年の販売上位10車種の中でセダンはトヨタの「Vios」のみにとどまり、その代替として価格帯の近いクロスオーバーSUV(CUV)が台頭している。

 

特に配車サービス市場では、電気自動車の運用コストの優位性がセダン需要を奪っている構図が浮かび上がっている。

 

ハイブリッド車の販売も堅調に推移し、前年比で30%以上の伸びを記録した。

 

ガソリン車と同様の操作性を維持しながら、燃費性能と環境負荷の低減を両立できる点が評価されている。

 

トヨタやレクサスによる長年にわたる市場導入が、消費者の信頼獲得に寄与している。

 

加えて、プラグインハイブリッド車(PHEV)の存在感も徐々に増している。

 

中国メーカーは、インフラ整備の遅れを逆手に取り、PHEVを「中間解」として積極的に市場へ投入している。

 

中でもBYDなどは低価格帯での展開を進めており、交通渋滞が慢性化している都市部において高い実用性を訴求している。

 

今後、ベトナム市場においてはEVとハイブリッド車の両輪による電動化がさらに進展すると見込まれており、内燃機関車の市場縮小は不可避である。

 

各自動車メーカーには、価格戦略と商品設計の見直し、そして迅速な電動化対応が強く求められている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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