ベトナム、鶏肉輸出量増加への期待高まる

2017年07月03日(月)00時00分 公開
ベトナム、鶏肉輸出量増加への期待高まる

ここ数年、ベトナムは鶏肉の輸出に関して苦渋を味わったが、間もなくベトナムの鶏肉が日本に輸出され、近い将来に欧州市場へ参入する予定だ。

日本当局の輸出承認を得るに伴い、Dong Nai県に本拠地を置くコーユー・ユニテック社は、現在、出荷の最後段階にあるという。

鶏の飼育や病気対策などの全過程は、日本側の要求に厳密に従わなければならない。同社は、ベトナムの鶏肉製品を日本に輸出する最初の企業となる。

農業省によると、いくつかの地元企業も輸出プログラムに登録している。第一段階では、同社は毎月300トンの鶏を輸出し、他のベトナム企業が市場に参入する機会を多く残すと予想されている。

日本のみならず、欧州やアラブ首長国連邦などへの輸出も考えられている。

欧州企業は、ベトナムからの鶏肉を輸入する意向を表明している。多くのベトナムの養鶏家は求められた安全基準に達しており、各企業からの要求を満たすことができるという。

輸出プログラムに参加している、Dong Nai県にある養鶏場の経営者であるNguyen Van Ngoc氏は、20年近く養鶏場を経営しているにも関わらず、国際基準を満たすために施設の設備や環境を多く変える必要があった。

「養鶏家は、農場、鶏飼料や病気の管理に関する要件だけでなく、動物福祉(動物の心理学的幸福を追求すること)にも注意を払う必要がある。」
また、「このプログラムは、鶏肉の輸入先と競争する機会だけでなく、製品の安定した市場を確保することを約束してくれる。」と同氏は述べた。

tuoitrenews.vn

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