韓国系繊維工場の賃下げ、ベトナム人労働者1,000人以上スト

2016年07月12日(火)00時00分 公開
韓国系繊維工場の賃下げ、ベトナム人労働者1,000人以上スト

7月9日、ベトナム中部クアンナム省でベトナム人の労働者1,000人以上が韓国系繊維会社の低賃金に対し抗議した。

韓国のPANKO社の子会社であるPANKO Tam Thang社は労働者に対し昼食、住宅、健康保険を負担し、1ヶ月あたり4,000,000ドン給料を支払うことになっていた。しかし、労働者に対し支払われた給料は2,900,000ドンのみであった。

そのことから、6月10日に労働者は最初のストライキを起こした。会社側はこの問題に対処することを約束していたが、7月7日に支払われた給料に改善はなく、労働者は2回目のストライキを行った。

労働者は「賃金は固定制ではなく成果に基づいていなければならない。非常に怒っている」と話した。

自治体は労働者と会社の両者にヒアリングを行う代表団を派遣した。

「この問題について両者と議論を重ね、解決策を見つける」と工場のあるクアンナム省 Tam Ky 市の労働傷病兵社会省Tran Thi Bo大臣は話した。

去年7月、クアンナム省Tam Thang工業地帯に繊維工場を建設するために韓国のPANKO社は7,000万ドル投資した。繊維工場は33.5ヘクタールあり、15,000の雇用を創出していた。

ベトナムで発生するストライキのほとんどは労働組合によるものでないことが多い。ストライキのほとんどは外資系企業において賃上げや労働環境改善などを求めるものだ。

昨年のストライキ発生件数は245件で、前年度の269件からわずかに減少した。

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