ベトナム人の半数、不況からの脱却を実感せず

2018年09月05日(水)00時00分 公開
ベトナム人の半数、不況からの脱却を実感せず


<ベトナム、ハノイで見られるの店員の様子(Reuters/Khamより)>


ニールセン(Nielsen)が実施した最近の調査によると、約半数のベトナム人は国内経済がまだ不況から脱却していないと考えていることが明らかになった。


第2四半期ベトナム消費者態度指数の報告書によると、回答者の48%が不況から脱却していないと回答した一方、過去の四半期より8%増の46%が12ヶ月以内に不況から脱却できると前向きな回答をしたという。


今回の調査は自らを「世界規模かつ独立した公共利益のための調査機関」と謳う全米産業審議会によって行われた。

 

 

ニールセンベトナムのNguyen Huong Quynh代表取締役によると、ベトナムは不況に陥ってるのではなく、過去3四半期で6~7%経済成長しているという。


同氏は「ベトナム経済が不況であると示す重要な指標はないにもかかわらず、現在、消費者は不況から脱却していないと感じている」とつづけた。


同氏は、このような感情は消費支出や消費者貯蓄に重大な影響を及ぼすだろうとも話した。


多くの人は消費をするのに今は適したタイミングではないと感じている。調査によると、70%近くの回答者は節約のため余財を貯蓄するのをいとわないと回答したという。

 


今回の調査で、消費者が個人資産は増加傾向に感じていることも明らかになった。


第1四半期と比べ1%増の76%の回答者は12ヶ月以内に個人資産が増加すると考えているという。


上半期、ベトナムのGDPは7.08%成長し、2011年から最も高い成長率を記録した。

 

出典:VnExpress

 

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