東急グループ、ホーチミン地下鉄沿いに貿易センタービル建設か

2018年10月26日(金)00時00分 公開
東急グループ、ホーチミン地下鉄沿いに貿易センタービル建設か


東急グループはベンタインースイティエン間に建設されるホーチミン初の地下鉄沿いに貿易センタービルを建設することを提案した。

 


<工事中のベンタインースイティエン間の地下鉄(SGGPより)>


グループの責任者である星野氏によると、東急グループは、既に地下鉄が発展した東京の南西地域で都市開発を100年間行ってきたという経験があるという。東急グループは500万人に対して、地下鉄沿いに住みビジネスを行うこと推進したという。


日本人専門家によると、地下鉄を中心地から近郊まで建設する際、戦略プランナーは郊外に住む人が朝、出勤や買い物のために市内に移動し、午後に郊外に戻ることを期待するという。それが背景にあり、東急グループがホーチミンに都市計画の要請したという。


地下鉄沿いの発展が進めば、中心地から郊外へつづく地下鉄周辺にある病院や学校は、多くの人を惹きつけることができると予想される。


星野氏は、東急グループが発展すると予想した東京の下町と南西部をつなぐ地下鉄の周辺には1日300万人も訪れる魅力的な場所になったと話す。同氏は地下鉄周辺の都市計画は、往復の交通利用や効率的な開発に貢献するためにも重要だと強調した。


JICAの調査によると、東急グループの要求は地下鉄1号線周辺のエリアは、長期的な視点で貿易の中心や住宅エリアに最適だという。


新たなMien Dong駅はホーチミン、Binh Duong省、Dong Nai省を交差するように建設されている。地下鉄1号線の終着駅には観光地のスイティエン、ベトナム国家大学ホーチミン市校、ホーチミン市ハイテク工業団地が位置している。人口密集地は1日で行き来する多くの人々を受け入れている。


重要な都市を発展させるためには、その他の地域まで拡大させる資金源を確保するのが最適だ。


また、貿易・サービスセンターを建設することは、地下鉄周辺の地域を急速に発展するのに貢献すると期待されている。東急グループによると、2014年から対象地域の調査を開始し、現在が投資をするタイミングになったという。


最近行われたホーチミン人民委員会の会合で、東急グループはサイゴン交通運輸機械総公社(Samco)、新たなMien Dong駅への投資家とともに合弁企業を設立することを要求した。貿易・サービスセンターにはMien Dong駅の3万平方メートルと100ドル(約112億円)が投資されるという。


最初の段階で2500万ドル(約28億円)が必要とみられ、Samcoが土地使用権の価値により資金を援助し、東急グループが残りの施設、工事、運営費などを支払う予定だ。


Samcoの代表によると、16ヘクタールの駅を建設するうえで、まずは2018年末にBinh Thanh区にある古い駅を取り壊す予定だという。


ホーチミン人民委員会副委員長のTran Vinh Tuyen氏は今回の投資計画を歓迎し、今回の計画に、住民を中心部から郊外に移動させることの貢献を目指していることに感謝の意を表した。Tuyen氏はSamcoと関連企業に、計画を実行する合弁事業に関する土地賃貸や配分の法的枠組みを検討するよう要請したという。

 

出典:SGGP

 

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