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麻薬使用者と風俗店従業員70人、ホーチミン1区で逮捕
11月27日未明、ホーチミンのダウンタウンにあるレストランへ家宅捜索が行われ、多くの薬物使用者と風俗店従業員が逮捕された。
<27日、警察官が麻薬使用者と風俗店従業員を地元警察署に連行する様子(VnExpress/ Quoc Thangより)>
警察はホーチミン1区のNguyen Trai通りを封鎖し、SunFlowerレストランへ立入検査を実施した。SunFlowerレストランは夜遊び場所として高い人気を誇っていた。
警察はレストラン警備員が警報システムを作動させるのを阻止し、2階のVIPルームに突入したという。
レストランにいた多くの人が逃走を試みたが、麻薬使用者とウェイトレス合計70人が薬物検査のため警察署に身柄を拘束された。
容疑者の一部は警察官に反抗しようとしたという。
同時刻、別の警察官グループはベンタイン市場から車で15分ほどのLe Lai通りにあるホテルに家宅捜索を行い、わいせつな行為を客に行っていたウェイトレスを逮捕したという。
警察官によると、レストランのウェイトレスが酔った客らに性的サービスの値段を交渉していたという。
警察は、今回の立入検査は、観光客の多い地域でわいせつなサービスを提供する多くのレストランやバーの取り締まり強化の一環だとコメントしている。
今回の立入検査はベトナムが午前2時以降の外出を禁止する法律を検討している中に行われた。午前2時以降の外出を禁止する法律が制定されれば、ホーチミンのバーやナイトクラブの営業時間は夜中12時までに制限されることになる。
労働・傷病兵・社会問題省の統計によると、ホーチミンの違法薬物使用者数は約2万2000人にのぼり、ベトナム全体の10%に及ぶという。この数字はベトナムで最も高い。
違法薬物使用はベトナムで禁止されており、違法薬物を製造、取引することも罪に問われる。
また、政府データによると、ホーチミンには約3000人の風俗店従業員がいるとされている。ベトナム政府は性的サービスの合法化について議論を重ねている。
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