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ホーチミン、環境保全に向けレジ袋削減の取り組み強化へ
2018年05月23日(水)00時00分 公開
Vietnam News(ベトナムニュース)局によると、ホーチミン市人民委員会は環境保全のため、レジ袋の利用を減らす取り組みを始めるという。
具体的には、ホーチミン市人民委員会は学生の環境問題への意識を高めるため、教育訓練省と天然資源・環境省に対し、学生にレジ袋の消費による環境被害についての授業やその他の啓発活動を行うことをすでに要請している。
この取り組みは様々な行政機関に広がっている。産業貿易省は今後、天然資源・環境省とベトナム市自治体と連携して地元住民や企業にレジ袋の利用を控えるよう呼びかけていく予定だ。
今後、ホーチミン市内の市場やスーパーマーケットでも顧客に対し、レジ袋の利用を控えるよう呼びかける方針だ。
レジ袋は使用後、処理されても自然分解して土に戻ることがなく、環境破壊につながる。ホーチミン市内では、今後はレジ袋の代わりにエコバッグなどの繰り返し使用できるものの利用の推進が進むことが予想される。
また、レジ袋の利用を減らす取り組みの内容は、環境保全に向けた改善のため、今後は内容の変更が繰り返される予定だ。
さらに、ホーチミン市人民委員会は税務局にもレジ袋を利用する企業に対して環境税を課すこと、納税しない企業に対して罰金の支払いを求めるなど、新しい制度を整えるよう指示を出した。
加えて、ホーチミン市ではレジ袋工場の生産過程における検査も強化される。自治体はこの検査でレジ袋の環境に有害な物質の含有の有無などを調べ、工場により環境に配慮したレジ袋を生産するよう呼び掛けていく。
レジ袋のリサイクルの仕組みの改善のため、リサイクル処理施設の立ち入り検査も進むという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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