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ホーチミン人民委員会副委員長、「過度な風俗サービスの根絶は不可能」
ホーチミン市内のホテルやレストランの多くで女性スタッフが密室の中で男性客と風俗サービスや売春行為を行っている。このような商売は違法ではあるが、ホーチミン人民委員会のNguyen Thi Thu副委員長は「実際には風俗サービスや売春行為を根絶するのは不可能だ」と胸中を明かした。
月曜日、同氏は「ホテルやレストランでは女性スタッフが露出の激しい服を着用してダンスをすることで男性客を誘惑している。このような行為は現行法の下では売春行為には当てはまらないが、売春行為に発展する恐れがある」と議会で話した。
また、同氏はVoice of Vietnamラジオに対し、「現行法では法に基づいて処罰するにあたって厳格な基準が定められてはいないが、風俗サービスを行う店舗すべてが罰金対象になりうる」と発言している。
ただ、同氏は「現行法では現在横行している風俗サービスを取り締まる効力がないため、ホテルやレストランは罰金を科されても、そのあとに同じサービスの提供を繰り返すことが予想される。また、ホテルは同じような風俗サービスの提供を繰り返し、営業停止命令が下されたとしても、ホテル側は営業再開のために新たに営業許可をとろうと動き出すことが目に見えているので、営業停止の措置をとることも意味をなさない」と頭を悩ませている。
ホーチミンの自治体は市内のホテルやレストランで横行する過度な風俗サービスが拡大するのを防ぐため、今後は立ち入り検査や取り締まりを強化していく方針だ。
今月中旬には1区のTon That Tung通りにある「Dmaxレストラン」が取り締まりを受けている。店内には大勢の女性スタッフが露出の多い服装をし、VIPルームで男性客と売春行為を行っていたとされている。
同通りの別のレストラン「RUBY」でも、女性スタッフが露出の激しい格好をしてVIPルーム内で男性客と飲酒やカラオケをしていたとして取り締まられている。
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