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ベトナム、国会で民間企業成長の促進政策を計画か
ベトナム政府の報告によると、民間企業の発展がベトナム経済成長の要因になっているという。
ベトナムの国会議員は「国が安定的な成長を続けていくためには民間企業部門の成長を促進する政策や環境の改善を政府が実施していく必要がある」と話す。
国会ではベトナムの経済成長を支えている民間企業部門は実質GDP増加に貢献しているという。
2017年のベトナム民間経済フォーラムで発表された調査結果によると、ベトナムの企業はライセンス取得やスタートアップに関する問題に直面している。国会議員は「ライセンス取得やスタートアップに関する問題は政府が近い将来取り組むべき課題だ」と指摘している。国会議員はこれらの課題を最も効果的に改善するために、各省庁、各部門、各地域の役割を決定し問題解決に向け話を進めている。
Ben Tre省のLuu Binh Nhuong議員は「政府は国の公共機関と協力し権力の乱用がないか確認する必要がある。国会は企業の事業環境を整備するため政府と各省を監視するべきだ。」と述べる。
民間企業部門は国の経済発展や省の予算運用、雇用創出にかなり貢献している。2010年、国内総生産額の43%以上は民間企業部門によるものである。今年の民間企業部門の成長率は15~50%の見込みだ。ベトナム政府は民間企業部門の成長を促進するためにすべての障壁を取り払い、環境を整備することを取り決めた。
Le Cong Nhuong議員は「国の発展には物流、人材育成、資金活用、海外進出に注力する必要がある。」と話す。
同氏は第6回総会で民間企業部門強化の決議が行われた際、「国会はより画期的な政策を策定し、民間企業部門が国の経済発展にさらに貢献し、雇用を創出できる環境を整える必要がある」と述べていた。
ホーチミン市のTran Hoang Ngan議員は「中小企業に重点を置き、中小企業に関する法律やそのほかの民間企業部門の法律を見直す必要がある。なぜなら、それらの法律は多くの企業に影響を与えているからだ。」と述べ、民間企業部門の競争力強化の戦略を要求している。
同氏は「国の経済を安定的に成長するためには全ての部門を改善し、ベトナム企業を支援する必要がある」と話す。
政府は民間企業部門が国家成長の中心となるような政策を計画する必要がある。
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