ホーチミン警察は「2016年以来、速度制限の上昇は市内の交通事故の原因となっている」と話す。

 

 

<ホーチミンPham Van Dong通りにある車専用車線にバイクが走る様子(Tuoi Treニュース)>

 

ホーチミン市交通警察は車両のスピードの出し過ぎによる交通事故を減らすために、最も交通量が多い10本の道路の法定速度を設ける提案をしている。

 

速度制限に関する今回の提案は2015年のベトナム交通省によって決められた法案に例外を求めることを意味する。2015年の法案では最大法定速度を時速10㎞引き上げるというもので2016年3月から施行された。非住宅地域では時速90㎞、住宅地域では時速60㎞の最大法定速度であった。

 

ホーチミン市交通警察が交通省に提出した文書の中では、交通事故が多発している市内全域を速度制限を設けることで部分的に取り締まりを行うという。同局は「ホーチミン市で交通量が多い10本の道路で最大速度制限を行うことで事故を減らし、交通安全が実現されることだろう」と話す。

 

速度制限が設けられる道路は国道1号線、国道22号線、Pham Van Dong通り、Truong Chinh通り、Nguyen Van Linh通り、Kinh Duong Vuong通り、Quang Trung通り、Nguyen Kiem通り、Nguyen Van Luong通り、Phan Van Tri通りの10本の道路だ。

 

ホーチミン市交通警察の提案によると、これら10本の道路の制限速度は時速10~20㎞減少することになるという。

 

例えば、Truong Chinh通りとNguyen Van Linh通りでは9人乗り以下のバスや車の制限速度は時速80㎞から時速60㎞に変更になる。

 

ホーチミン市交通委員会のNguyen Ngoc Tuong副委員長は「今回速度制限を行った道路は車両の流れが複雑で交通事故が発生しやすい場所だ」と話す。

 

交通運輸省によると2018年1月~5月の期間でホーチミン市では交通事故による死者300人以上、重軽傷1000人以上、交通事故発生件数は1474件だという。2017年の同期間と比べ37人死者が増加している。

 

 

出典:Tuoi Treニュース

 

 

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