<土曜日、Thanh Hoa省で屋根の高さまで浸水した住宅の屋根に座る男性(写真:VnExpress/Le Hoang)>
 

ベトナム北部・中部では猛烈な大雨により大洪水と地滑りが発生し、14人が死亡した。


自然災害対策・統制中央委員会によると、今回の大雨による被害が一番大きかったのは北中部のThanh Hoa省で、9人が死亡し、3人が行方不明だという。
 

火曜日午前時点で、北部の山岳地帯であるHoa Binh省、Lai Chau省、Lang Son省、Son La省、Yen Bai省でもそれぞれ1人ずつの死者が出たと報じられている。
 

住宅360棟以上が今回の災害で流されたほか、750棟が避難対象地域に指定された。


また、今回の洪水でThanh Hoa省の水田6534ヘクタールが被害に遭い、農業も大打撃を受けている。
 

8月29日以降、北中部のThanh Hoa省とNghe An省は熱帯収束帯と呼ばれる低気圧による最大200ミリの豪雨の影響で大きな被害を受けている。
 
 
Thanh Hoa省ではここ数年で最大級の豪雨に見舞われ、地滑りが発生した。地滑りにより多くの村や街が孤立状態となり、大きな被害が発生している。地元住民は発電ダムによる大量の水の放流も被害を助長する原因になっているとして不満の声を上げている。
 

北部の山岳地帯であるLai Chau省では地滑りで高速道路が閉鎖に追い込まれ、月曜午前の数時間は交通マヒが発生してしまった。
 

金曜日には、Nguyen Xuan Phuc首相が自治体に今回の被害は緊急事態であり、今後さらに被害が拡大して死者を出すことや家屋の損壊がないよう、迅速な対応を求めた。
 

2週間前、台風「バビンカ」が熱帯低気圧に変化して8月17日にThanh Hoa省に上陸し、少なくとも10人が死亡し、2人が行方不明になったと報じられていた。
 

ベトナムは昨年16の熱帯低気圧に見舞われたという記録があり、死者と行方不明者は389、けが人は668人だった。発生した熱帯低気圧のほとんどは北中部地域で発生している。

 

出典:VN EXPRESS

 

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