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グーグル、ベトナムに駐在オフィス開設か
<フランスのパリで開催されたViva Tech start-up and technology summitで設置されたグーグルのロゴ(写真提供:ロイター通信)>
グーグルの経営陣は、グーグルはベトナムに新たに駐在オフィスを開設する計画を進めていると述べた。
グーグルのKent Walker氏は火曜日に開催された会議で政治家のVuong Dinh Hue氏に対して、ベトナムでの駐在オフィス開設は、ベトナムの外資規制が緩和してきたことによると話している。
政府のウェブサイト(chinhphu.vn)の発表では、Walker氏の発言を引用し、同氏はベトナム政府と社会的安全を保証するためにサイバーセキュリティの必要性について合意した。グーグルはこの目的を達成するために政府と協力するという。
グーグルのベトナム駐在オフィス新設の報告は、ベトナムのサイバーセキュリティ法が来月施行されることになったことから発表された。この法律はフェイスブックやグーグルのようなIT企業をベトナム駐在オフィス開設に誘致する狙いがある。
政治家のHue氏は、サイバーセーフティやサイバーセキュリティを保証するためのガイドラインの草案作成にグーグルが貢献したことに対し感謝の意を示している。
「若い労働力の有利性と適応性があるベトナムの市場はグーグルが駐在オフィスを開設するのに魅力的な要因だ」と同氏は述べている。
水曜日、グーグルはロイター通信に対し「ベトナムの企業や人々はどのように我々の技術を利用しているのか見るのを楽しみにしている。オフィスを開設するにあたり様々な要因があるが、この場では公開しない」と話している。
7月に施行されたベトナムのサイバーセキュリティ法はIT企業にユーザーデータを蓄積するよう要請し、サーバーセキュリティ法が侵害された場合などデータを公安省に提出させることが記載されている。
7月、17人の米国議会議員はフェイスブックとグーグルのCEOに対し、法律改正による企業の違反について言及している。
一方、ベトナム外部省はサイバーセキュリティ法は組織や個人の権利を保証するために作成されていると述べた。
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