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ベトジェット航空の着陸滑走路ミス受け、交通・運輸省緊急調査
交通・運輸省は、12月15日にベトジェット航空がカムラン国際空港で誤った滑走路に着陸したことを受け、緊急調査を開始した。
<12月25日、誤った滑走路に着陸したベトジェット航空機(イメージ写真)>
カムラン国際空港発タンソンニャット国際空港着のベトジェット航空(VJ)689便は乗客163人を乗せ、正午12時に離陸した。しかし離陸してから数分後、警報装置が鳴り始め、同便はカムラン国際空港へと引き返し、閉鎖中の滑走路へ誤って着陸した。
乗客は無事で、別の機体へ乗り換えたという。
交通・運輸省によると、これは重大な事故であり、ベトナム民間航空局は原因を調査しなければならないという。ベトナム民間航空局(CAAV)は以前、必要に応じてカムラン国際空港と協働し、機体の駐機場への牽引と滑走路の修繕をするよう指示されていた。
ベトジェット航空とベトナム空港総公社はベトナム民間航空局(CAAV)と共に調査を行い、乗客の安全確保を進めることが求められている。
パイロットとベトジェット航空の客室乗務員は業務停止を言い渡されている。ベトジェット航空は一時的にフライトの増便が禁止されており、ノイバイ国際空港、タンソンニャット国際空港、ダナン国際空港、カムラン国際空港の4つの主要な空港において機体の運用方法を厳重に監視されている。
12月24日、韓国仁川発ホーチミン着のベトジェット航空機は警報の誤作動により台北に着陸した。機体は煙探知機が作動してから2時間飛行を続けた。しかし、警報が誤作動であることを確認後、機体は飛行を続け、翌日ホーチミンに着陸した。
ベトナム民間航空局(CAAV)と地元航空会社は煙探知機の誤作動の防止に向けエアバスとともに調査を行う予定だ。ベトジェット航空機における警報の誤作動による緊急着陸は今年で2回目だ。
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