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運輸省、ハノイのバイク禁止計画を再支持
<ハノイでバイクを禁止することにより、交通安全確保と排気ガス量削減が達成されると期待される。(VnExpress / Ngoc Thanhにより提供)>
運輸省がハノイでのバイク走行の禁止について、都市の交通渋滞や排気ガス問題解決に繋がると支持する意向を表明した。28日、Nguyen Ngoc Dong運輸副大臣は、ベトナムの個人車両を制限するという計画は、政府の交通規制に関する指令の一部だと話した。
現段階では、ハノイ市はバイクの交通規制がなされても住民の交通の便が悪くならないか、バイクの交通規制に関する調査と分析を続けられていると同氏は語った。
同省運輸部責任者であるTran Bao Ngoc氏は、バイクを禁止することは交通安全を確保し排気ガスを削減するための解決策の1つであると述べた。また ASEAN諸国の中で、ミャンマーはすでに首都でのバイク走行を禁止していると同氏は続けた。
しかし、バイク走行を禁止するためには、市内の公共交通機関の発達と複数の交通機関の接続性の向上を同時に進める必要があるとNgoc氏は話した。人々が交通手段の乗り換えを簡単に行えるよう、駐車場は地下鉄とバスの駅近くに設置されるべきだと同氏は付け加えた。
今月初め、ハノイは2017年に承認された2030年までに繁華街でバイクを禁止し、公共交通機関が充分な地域では自家用車の使用を制限する計画を復活させた。
来年、5つの繁華街にて新しいバイクの登録に制限をかけることが計画されている。後々はいくつかの通りで混雑する時間帯にバイクの走行を禁止することを計画している。
警察の統計によると、ハノイの人口は750万人に対し、560万台のバイクと約55万台の乗用車が走行しているという。バイクのうち120万台はハノイ以外の地域から持ち込まれているそうだ。
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