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ベトナム保健省、日本でのチリソース自主回収問題で情報収集を指示
2019年04月08日(月)00時00分 公開
<日本で販売されているMasan GroupのChin-suチリソース(写真提供:www.city.osaka.lg.jpより)>
4月6日、ベトナム保健省食品局のNguyen Thanh Phong局長は、Masan GroupのChin-suチリソースが日本で食品安全基本法及び食品表示法に違反したとして1万8000本の自主回収を指示されていることに関して、日本政府から正式な報告を受けていないことを明らかにした。
保健省は関係各局に対し、今回の自主回収に関する情報収集を直ちに行うよう指示したという。
大阪市ホームページによると、Chin-suチリソースに日本では禁止されている保存料、安息香酸が含まれていたとして1万8000万本以上の当該商品の自主回収が指示されているという。
日本やベトナムも参加するコーデックス委員会(CAC=Codex Alimentarius Commission)と呼ばれる食品規格委員会では保存料として安息香酸を使用することは認められていると話した。しかし、チリソースを生産する上で、安息香酸が使われたかどうかは明確にする必要があるという。
Masan Vietnamのプレスリリースによると、1万8000万本のChin-suチリソースはジェイビス株式会社(大阪市)が輸入したものであるという。また、同社が生産、販売している製品はベトナムや輸入国の食品安全法を遵守している強調した。
また、同社はアメリカとカナダ、ロシア、チェコ、中国、台湾にしかチリソースの輸出はしていないとしている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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