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ベトジェット、5月からホーチミンーバリ直行便就航へ
<インドネシアのバリ島を訪れる観光客の様子(Shutterstock/Cocos Bountyより)>
ベトジェットは、インドネシアの人気の観光地、バリ行きの直行便を就航する予定だという。バリへの直行便就航はベトナムの航空業界で初めてのことだ。
ベトナムの格安航空会社(LCC)のベトジェットは、5月29日よりホーチミンーバリ往復便を毎週5往復、月・水・木・金・日曜日に運行する予定だ。ホーチミンーバリ間の所要時間は約4時間だという。
美しいビーチやヒンドゥー文化、娯楽も充実しており、神々の島と呼ばれるバリはベトナムを含む東南アジアの人々から休暇中の旅行先として人気を博している。
2017年、アメリカを拠点とする旅行サイトTripAdvisorは、Travelers' Choice Awardに基づきバリを世界で最も訪れたい観光地に選出した。
ASEAN加盟国の国民は、加盟国への観光を目的とした30日以内の滞在に関してはビザが免除される。
LCCであるベトジェットがベトナムとアジアの主要観光地を結ぶ国際線を充実させることで、夏休みなどの長期休暇の観光需要を満たすことができるという。
ベトジェットは7月12日よりホーチミンー東京往復便のデイリー運航を予定しているという。所要時間は片道約6時間だ。
また、7月16日よりベトナム中部のKhanh Hoa省ニャチャンと韓国の釜山を結ぶ直行便を週4便で運航させる予定だ。所要時間は約5時間だ。
業界関係者によると、近年、ベトナムの航空会社は、国内線のマーケットが飽和状態にあるため、ベトナム人の需要に合わせ新たな国際線を就航させる傾向にあるという。
Mastercardによると、アジア・太平洋地域において、ベトナムは2016年〜2021年でアウトバウンド市場が9.5%成長し、ミャンマーにつづき2番目の早さで成長しているという。
また、同社は2021年には750万人のベトナム人が海外旅行に行くと予想している。
ベトナムの航空業界はアジア・太平洋地域において3番目の早さで成長している。ベトナム統計総局によると、2018年は前年比14.4%増の1250万人がベトナムを訪れたという。
ベトナムには国有のベトナム航空とベトナムエアサービス(VASCO)、民間のベトジェット、ジェットスターパシフィック、最近運航を開始したバンブー航空の5つの航空会社がある。
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