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ハイフォン、1億500万ドル規模の複合施設建設プロジェクト着工
<2019年5月7日の豪雨の後、Nguyen Huu Canh通りを学生が下校する様子(VnExpress / Huu Khoaより)>
ホーチミンは洪水対策ため、民間企業との間でNguyen Huu Canh通りにポンプを導入することで合意した。
1300万人が在住しているホーチミン市は、20年以上前から満潮と大雨により頻繁に浸水が発生している。
今回の合意ではホーチミン市がポンプが有効的であった場合に限りQuang Trung Industry Group社に年間60万8400ドル(約6700万円)を支払う予定だ。今回レンタルされたポンプは毎時9万7000メートルの排水が可能だ。
Nguyen Huu Canh通りは、ビンタン区とホーチミン1区および2区を結び、ホーチミン市内でもっとも浸水しやすい通りとされている。
同社は当初、75ヘクタールの土地の洪水防止を7年間行うのに年間100万ドル(約1億円)のレンタル料を求めていたが、同市はこれを受け入れなかった。
Quang Trung社とホーチミン市との取引は今回が初めてではなく、2017年9月、Nguyen Huu Canh通りに洪水防止システムを設置し、同市によって洪水の減少に「有効である」と評価されていた。
洪水管理センターは、システムが稼働している23回のうち6回は道路が浸水していると述べた。
プロジェクト請負業者のNguyen Tang Cuong氏は、下水システムが機能しない理由に清掃員が働かず、ゴミに遮断されるためだと述べた。
同市は、Nguyen Huu Canh通りの洪水防止に取り組んでおり、総工費用2040万ドル(約22億円)を費やして総合的な改修工事を容認している。
しかし、手続き完了後から作業が開始されるまで時間を要し、2020年の雨季までに竣工しない可能性がある。
先月同市は、3億4200万ドル(約3700億円)の費用で、繁華街と郊外一部で浸水対策実施のため218の作業計画を策定した。
同計画には、1区、7区、Tan Phu、Tan Binh、Thu Duc、Go Vapなど浸水が発生しやすい地区の排水網の改善や池の掘削が含まれる。
同市は資金援助のための官民パートナーシップを求めている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。