<ベトナムの空港で乗客が飛行機に乗る準備をする様子 (写真提供:Cong Trung / Tuoi Tre)>


9日、ベトナムの複合企業であるビングループ(Vingroup)は、ハノイに拠点を構える航空会社「Vinpearl Air Aviation JSC」の設立を発表した。


Vinpearl Air の定款資本金は5600万ドル(約60億5000万円)で、本社はLong Bien地区のVinhomes Riversideだという。


2019年5月29日、VinAsia Development Services社、Trading JSC社、Vinpearl Air社はハノイ計画投資局への名称登録と基幹業務システム(LOB)更改を実施した後、現在の商号を取得したという。


ビングループの別事業であるVinAsia Tourism Development JSC社がVinpearl Air社の株式45%を保有し、起業家のHoang Quoc Thuy氏とPham Khac Phuong氏がそれぞれ30%、25%の株式を保有しているという。


Phuong氏はVingroupの古くからの重役であり、Thuy氏は過去に同グループの主要な株主であった会社を経営していたという。

 


<VinAsia Development Service社およびTrading JSC社がVinpearl Air Aviation JSC社へ商号および基幹業務システム変更に関する書類>


9日、ビングループはCAEオックスフォード航空学校と協力して、ベトナムにVin航空学校とVinpearl Airトレーニングセンターを設立することも発表した。


VingroupとCAEオックスフォード航空学校の間で結ばれた契約の下で、Vin航空学校は、ベトナム民間航空局(CAAV)、アメリカ合衆国運輸省の連邦航空局(FAA)および国際航空安全評価(IASA)によって定められた基準を満たすパイロットおよび技術者の育成を目的としている。 

一方、Vinpearlトレーニングセンターは、パイロット、メカニック、フライトオペレーター、客室乗務員などの定期的な技術向上のための訓練を行う施設となる見込みだ。


CAEオックスフォード航空学校との協定は、シミュレーション、モデリング技術および航空会社へのトレーニングサービスを有するカナダのメーカー企業であるCAE Inc.社との協定に続く形だ。


協定によれば、双方はベトナムの航空市場に毎年400人の有資格パイロットと技術者を提供するという目標を設定した。 ビングループの副会長兼取締役のNguyen Viet Quang氏は、航空学校とトレーニングセンターを開設することで、ベトナムのパイロット不足に対処し、パイロットを海外に輸出することを目指していると語った。


ベトナムでは現在、Vietnam Airlines、Vietjet Air、Bamboo Airways、Jetstar Pacific Airlines、VASCOの5社が運航している。


計画投資省と運輸省による徹底的な評価の後、ベトナムに新しい航空会社を設立するためには首相承認が必要とされている。


ビングループは、不動産開発、小売、ヘルスケア、ホスピタリティ、教育、自動車製造、科学研究、人工知能開発など、さまざまな分野に投資している。


同社の2018年、連結売上高は52億8000万ドル(約5700億円)で、前年比37%増となった。

出典:tuoi tre news

 

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