ベトナム国内の犬咬傷死亡事故、46件に

2019年08月08日(木)00時00分 公開
ベトナム国内の犬咬傷死亡事故、46件に

ベトナム国内24の都市と省で今年7月までに発生した犬の咬傷死亡事故は46件であったという。

 

2018年から現在までで、犬に襲われる事故がベトナム国内で増加しているという。

 

2018年の犬の咬傷事故による死亡者数は103人となり、2017年から29人増加した。

 

6日、保健省、農業・農村開発省と世界保健機関(WHO)が共同で開催した会議で、ベトナム北部の省における狂犬病対策が発表された。

 

予防医学局と動物衛生局の報告によると、犬に襲われる事故が国内で増加しており、狂犬病が少なかった地域でも増加傾向にあるという。

 

また、死亡者のほとんどは狂犬病の予防接種を受けていなかったという。

 

国立衛生疫学研究所の発表では、毎年ベトナムでは約50万人が狂犬病の予防接種を受けているとされている。

 

2008年〜2018年まででベトナム国内で伝染病による死亡者のなかで最も多かったのは狂犬病による死亡者数だという。

 

狂犬病は、野良犬やワクチン接種率の低さを背景に、狂犬病は年々増加している。

 

さらに、狂犬病に対する国民の意識レベルはまだまだ乏しい上、予防接種費用が高額のため、予防接種を受けれる人が少ないという。

 

世界保健機関と国際連合食糧農業機関は、狂犬病が150以上の国と地域で猛威を振るっていると警鐘を鳴らした。

 

狂犬病のリスクを減らすためには、自分や自身のペットがワクチンを接種し、動物を放し飼いしないことだ。
 

出典:SGGP

 

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