Vietjet Air・Grab・Swift247、速達サービス開始
<ホーチミンで注文された食べ物を配達するGrabの配達員(写真提供:Photo by Shutterstock/StreetVJ.)>
Vietjet AirとGrab、Swift247の提携でハノイ〜ホーチミン間の配達を最短5時間に短縮することが可能になるという。
7日、大手格安航空会社のVietjet Airは配車アプリのGrabとテクノロジー宅配業者のSwift247と戦略的パートナーシップを結び、東南アジアの陸空路の配送基盤を提供する統合アプリケーションの共同開発を目指すと発表した。
共同開発計画では、Swift247の技術力を利用して、荷主と受取人をGrab配達員、Vietjet Airのネットワークで繋ぎ、速達配送を可能にする。
Vietjet社は、同機能は最終的にGrabの宅配便サービスであるGrabExpressと同様、受取人はGrabのウェブサイトまたはSwift247のアプリで荷物の現在地を追跡できるという。
サービスの試験運用は既に1ヶ月行われており、Swift247のサービスをGrabのプラットフォームに統合することも検討している。
Vietjetの社長兼CEOのNguyen Thi Phuong Thao氏は「パートナーシップのGrabとSwift247は変化する配達市場を先導し、配達サービスの需要の増加に対応する」と語った。
また、Vietjet Airが消費者向け航空会社になるためのステップでもあると同氏は付け加えた。
Vietjet Airは日本、香港、シンガポール、韓国を含む129の地域および国際線400便以上を運行している。
シンガポールに拠点を置くGrabは配達、デリバリー、電子決済など幅広い分野でサービスを提供し、東南アジアの8か国で事業を展開している。
2月に設立されたSwift247は、ベトナムを拠点とする、ベンチャー企業であり、速達、電子商取引を提供している。
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