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「シクロ」運転手から被害を受けた日本人観光客、観光局が謝罪
<2019年8月7日、被害者の日本人観光客の代わりにホーチミン観光局から贈り物を受け取るLe Thuc Anhさん(中央)の様(写真:NT / Tuoi Tre)>
ホーチミン観光局は先週末、日本人観光客がベトナムの人力車シクロの運転手に過剰料金を請求された事件に対して、謝罪の証として帰国航空券を日本人観光客に贈呈したという。
3日、ホーチミンの繁華街で短時間の乗車に124ドル(約1万3千円)を違法請求された日本人観光客(83)に対し、ホーチミン観光局は7日に帰国航空券を贈呈した。
日本人観光客は既に帰国していたため、贈り物のベトナム航空往復航空券がホーチミン在住の家族に贈呈されたという。
ホーチミン観光局のNguyen Thi Anh Hoa副局長は、不幸な事件に対する謝罪と被害にあった日本人観光客が将来、再度ベトナムに訪れてくれる事を期待していると述べた。
同氏は、観光客が事件に遭遇した際に、即座に地元当局に報告してほしいと続けた。
参考にお願いします。
同局職員は、ホーチミンを訪れる全ての人が安心して観光できるよう市民に協力してほしいと述べた。
被害者の義理の娘、Le Thuc Anhさんによると、被害者はすでにシクロ運転手を許しており、近い将来にベトナムを再度訪れると約束しているという。
8月3日の朝、4区に住むPham Van Dung容疑者(49)は、シクロでベンタイン市場から1区のリバティーセントラルサイゴンリバーサイドホテルまで、被害者男性を運んだという。
目的地に到着した被害者男性は、2kmの移動に対し21.5ドル(約2300円)を支払うことにしたが、運転手は十分ではないと主張した。
被害者男性が財布をチェックしている間に、Dung容疑者は50万ドン札5枚(約1万2500円)と20万ドン札2枚(約2000円)を含む計290万ドン(約1万4500円)を奪い取ったという。
Dung容疑者は6日に警察に召喚され、容疑を認めているという。
警察は現在、Dung容疑者を強盗罪で起訴するため、証拠を集めている。
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