ラオス人、ヘロイン持ち込み死刑判決

2019年09月11日(水)00時00分 公開
ラオス人、ヘロイン持ち込み死刑判決

<死刑判決を言い渡されたChittakone Luangaphay容疑者(左)とPhung Trung Dung容疑者(右)(写真提供:Photo by VnExpress/Duy Thai.)>

 

昨年にヘロイン35kgをベトナムに密輸したとしてラオス人男性に死刑判決が下された。共犯のベトナム人男性にはすでに終身刑が下されている。

 

クアンニン省の裁判所によると、昨年3月29日、中国国境近くのハロン市内で運転中だったChittakone Luangaphay容疑者(34歳)とPhung Trung Dung容疑者(43歳)を警察が停止させ、車内を捜査した結果、2つのカバンの中にメタンフェタミンが隠されているのを発見した。

 

2人はラオスの首都であるビエンチャンからベトナム北部のクアンニン省までヘロインを輸送するために雇われたと供述した。

 

Phung Trung Dung容疑者は、発見されたカバンのうち、1つはChittakone Luangaphay容疑者のもので、もう1つは「旅行中に何か起きたとき使えるもの」としてChittakone Luangaphay容疑者からもらったと語った。

 

この計画では、ハロンに到着後Chittakone Luangaphay容疑者が顧客に連絡をし、Phung Trung Dung容疑者が薬物を届けるという役目だったという。

 

Chittakone Luangaphay容疑者は以前にも同様の輸送を行なったと語った。

 

その時の報酬は2000ドル(約21万円)だったという。

 

薬物密輸による、ラオス人の死刑判決は珍しくない。

 

日曜日にラオス人が国境近くのクアントリ省でで6万錠のエクスタシーを持っていたとして逮捕された。

 

先月、別のラオス人は300kgのメタンフェタミンを持ち込んだとして死刑判決を宣告された。

 

ベトナムは南アジアの薬物取引拠点として知られるゴールデンクレセントに次いで、世界第2位の薬物生産地域であるタイ、ラオスとミャンマーで構成されたゴールデントライアングルの中間地点に位置しているため麻薬取引拠点となっている。

 

ベトナムは違法薬物に対して世界で最も厳しいと言われる法律を持っているにも関わらず、ここ数年で過去最低の薬物密輸や薬物消費の検挙数となった。

 

出典:VnEXPRESS

 

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