ハロン湾はベトナム1の世界遺産!? ベストシーズンやツアー、行き方などを大特集
ハロン湾はベトナムの世界遺産のうちの一つです。ハロン湾はハノイ中心街からも3時間とアクセスもよく、連日多くの観光客が訪れています。ハロン湾には、石灰岩で出来た大小1600もの島々がそびえ立ち、神秘的な光景が広がっています。別名「海の桂林」とも呼ばれていて、足を一歩踏み入れればまるで水墨画のような世界が広がります。今回は魅力たっぷりのハロン湾のベストシーズンや現地ツアー、鍾乳洞の見どころなどをまとめて紹介します。ハロン湾に行きたい人必見です!!
ハロン湾ってどんなところ⁇
ハロン湾はベトナムの東北部クアンニン(Quang Ninh)省ハロン(Ha long)市の南に位置しています。ハロン湾はベトナム語でヴィンハロン(Vịnh Hạ Long)と呼ばれています。また、英語ではハロンベイ(Halong Bay)とも呼ばれています。
ハロン湾の全面積は約1500㎢と広大です。「ハロン湾」には大小合わせて約3000個の岩が浮かんでいます。さらに海面には石灰岩で出来た大小1600もの島々がそびえ立っており、その景色はまさに神秘的といえます。海のエメラルドグリーンがまるで美しい林に見えることから「海の桂林」とも呼ばれています。数あるハロン湾の島の中には、カットバ(Cat Ba)島という観光地があります。カットバ島は自然に溢れているので、自然が好きな観光客からとても人気で、カットバ島で一泊する人もいます。ハロン湾はこのような美しさから1994年には世界遺産に登録されています。
旅行する際のベストシーズン
1年の中で11〜3月はハロン湾観光のベストシーズンです。11〜3月はとても涼しく雨量も少ないので、鍾乳洞の観光にもクルーズにも問題なく快適に過すことができます。12〜2月は気温が20度前後まで下がるため上着を持参することをおすすめします。ハロン湾の観光に向かない時期は5〜9月です。5〜9月は雨量増えると共に湿度も上昇するため、船でのんびりハロン湾を観光することが出来ません。さらに鍾乳洞は湿度が高いと足元が滑りやすいため大変危険です。
ハロン湾の歴史
ベトナムにはハロン湾に関するある言い伝えが残されています。それは、かつて中国がベトナムに攻め入った際、天から竜の親子が現れて口から真珠を吐き出し、それがハロン湾の島々を形成して中国の侵入を防いだというものです。
ちなみに、ハロン湾の「ハ(ha)」はベトナム語で「下ろす」「落とす」、「ロン(Long)はベトナム語で「龍」という意味があることから、ハロン湾は別名「龍が降り立った地」と言われています。
ハロン湾の美しい鍾乳洞
ハロン湾に行った際は鍾乳洞へ行くことをオススメします。鍾乳洞とは石灰岩が地下水の溶食作用によって削られてできた地下の洞窟です。ハロン湾にはいくつかの鍾乳洞がありますが、最も有名はティエンクン鍾乳洞(Dong Thien Cung)という鍾乳洞です。ツアーに多く組み込まれているため連日多くの観光客が訪れています。
ガイド付きのツアーの際には、一つ一つの自然によって削られた鍾乳洞の形の説明や歴史を紹介してくれます。岩がカラフルにライトアップされており、幻想的な雰囲気が醸し出されています。特に雨の日で湿度が高い日には足元が滑りやすくなっているので注意しましょう。