食欲の秋が到来!ハノイで食べたい秋の味覚をご紹介!
秋といえば「食欲の秋」ですよね。
日本と同じように四季があるハノイでは夏が過ぎ去り、食欲の秋がやって来ました!
そこで今回はハノイで食べたい秋の味覚をご紹介します!
柿(Hong)
柿はハノイの秋を代表するグルメの1つです。
柿はカオバン省やランソン省、ラオカイ省などの北部で栽培されていますが、毎年秋になるとハノイ市内の至る所で見かけることができます。
柿を美味しく食べるためには、熟しすぎていないこと、黄色と緑色であること、種がないこと、食べる前に水に浸しておくことが絶対条件だそう。
緑色のもち米(Com)
コム(Com)はまだ成熟していないもち米のことで、とても柔らかく緑色をしています。
ハノイでは夏が終わり始める9月頃から成熟していないもち米が露店で販売されます。
笹の葉で丁寧に包まれたこのもち米は、熟したバナナと一緒に食べることが多いです。
ドラコントメロン(Chi Sau)
ドラコントメロンは梅のような酸味と香りを持つフルーツです。
ハノイで特に有名なフルーツの1つで、夏の終わり〜秋の初めにかけて旧市街のあちこちで完熟したドラコントメロンが販売されます。
青くて酸っぱいドラコントメロンはスープやアヒルの煮込み料理に使用し、熟して黄色くなった甘いドラコントメロンは、おやつとして親しまれているそうです。
ドラコントメロンはベトナム北部でしか採れないフルーツのため、この秋に味わってみてはいかがでしょう?
ゴカイ(Ruoi)
ハノイの秋の風物詩であるゴカイ。
タンパク質を豊富に含んだゴカイは様々な料理に使用されますが、ハノイで最もポピュラーなのがチャー・ルオイ(Cha ruoi)です。
この料理は、ゴカイをひき肉、卵、ミカンの皮、ディルと一緒に揚げたもので、ブン(米麺)、生野菜、甘酸っぱい魚醤と一緒にいただきます。
ハノイではゴカイが1年中売られていますが、旧暦の9~11月はゴカイの繁殖期であるため、最も美味しいとされています。
チャー・ルオイはオークアンチュオン(O Quan Chuong)、ロードゥック(Lo Duc)、ハンベー(Hang Be)通りなどで見つけることが可能です。
貝料理(Oc)
ベトナムのB級グルメである熱々の貝料理は、ハノイ市民が寒くなるとすぐに思い浮かぶ料理の1つです。
中でも、歩道で湯気が立つ熱々の貝料理を食べるのがハノイの秋の楽しみ方だそう。
レモングラス、ショウガ、ライムの葉と一緒に茹でた貝は、唐辛子と生姜を入れた魚醤につけていただきます。
ポークリブのお粥(Chao suon)
ポークリブのお粥は、旧市街やドンスアン市場などで購入することができます。
豚の軟骨と肋骨をよく煮込んで作られたお粥は、トロトロとした食感でとても滑らか。
日本のお粥と比べるとしっかりとした味つけで、ウズラやエビと一緒に食べるとより豊かな風味が味わえます。
こちらも1年中味わうことができますが、寒くなった日にはお粥を味わってみるのも良いかもしれません。
エッグコーヒー(Ca phe trung)
食べ物ではありませんが、ハノイ発祥のエッグコーヒーも秋に親しまれている名物の1つです。
エッグコーヒーはその名の通り卵が使用されているコーヒーで、卵黄やコンデンスミルクをクリーム状にしたものをエスプレッソコーヒーに浮かべた伝統的な飲み物です。
レトロな古民家カフェで読書をしながら、または街の風景を眺めながらエッグコーヒーを楽しめば秋が深まること間違いなしです!
まとめ
今回はハノイで食べたい秋の味覚をご紹介しました。
ハノイ市にお住いの方はもちろん、旅行や出張で訪れた際にはぜひ試してみてください!
※この記事に記載されている情報は2023年10月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。本記事の公開後に営業時間が変更となる場合や閉店の場合もあるため、事前にご確認ください。