VATOが凄い!! ベトナムの新しい配車アプリを紹介
「VATO」とはベトナムで最近使用され始めている新しい配車アプリです。 アプリを使用したタクシー配車は値段があらかじめ確認できるので不当な値段を要求されず、安心して目的地に行くことができます。 今回は「VATO」を使ってタクシーを配車する方法を実際の携帯画面と合わせて紹介します。
そもそもVATOってどんな配車アプリなの?
ベトナムで配車アプリといえば「Grab」または「Ubar」の2つのアプリが一般的でした。しかし、2018年4月に「Uber」は「Grab」に買収されてしまいました。
そのため、ベトナムでは「Grab」を使用する人がほとんどでした。そんな時に使用され始めたのが、「VATO」です。「VATO」は車やバイクのタクシーを安価で簡単に呼ぶことができることから、ベトナム人やベトナム在住の日本人から愛用されています。
「VATO」登録から使い方までの手順
「VATO」の使用方法を知らない方のために、ダウンロードしてからタクシーを呼ぶまでの手順を分かりやすく説明します。
「VATO」ダウンロード→登録
まず、「App Store」や「Google play」で「VATO」と検索して、専用のアプリをダウンロードしましょう。ダウンロード後にアプリを開き、「VATO」でアカウント登録を行いましょう。 登録は電話番号を入力するだけで簡単にすることができます。また、「Facebook 」や「Google」のアカウントを使用することも可能です。
ダウンロードする
目的地を選ぶ
登録が完了したら、さっそくタクシーを手配しましょう。まずは、アプリに出発地と目的地を入力します。次に、ベトナム語で「xác nhận đặt VATO BIKE」と書かれている乗り物選択のボタンを押して、乗り物のタイプを選びます。車の場合、4人用と7人用で選択が可能です。
最後に、ベトナム語で「thành toàn tiền mật」と書かれているところで、支払い方法を選択します。クレジット払いの場合は、あらかじめアプリにクレジットカードを登録しておくとスムーズに支払い方法を選択することができます。
入力が完了したらベトナム語で「xác nhận đặt VATO BIKE」と書かれているオレンジのボタンをタッチしましょう。その後、確認画面に切り替わるので目的地の住所や値段を確認し、正しければ画面のベトナム語で「Dồng ý」と書かれている「同意」のボタンを押しましょう。
ちなみに配車アプリを使ったタクシーの値段は市内から空港まで30分乗車した場合約7万ドン(約350円)、市内観光で使用した場合は約3万ドン(約150円)です。
マッチング→乗車
「同意」のボタンを押すと、自動で近くのドライバーとのマッチングが始まります。マッチングはだいたい1分ほどで完了します。マッチングが成功すると画面が切り替わり、ドライバーの「現在地」「名前」「値段」「乗り物の種類」「車のナンバー」が表示されます。この時、ドライバーに電話やメッセージを送ることも可能です。
ドライバー確定後、電話が掛かってくることが多くあり、その内容は「予約の確認」「迎えにくる場所の確認」「あと◯分で着く」など、その時によって様々です。ベトナム語が話せなくて困った時は、「I Can not speak Vietnamese」と伝えれば大抵のドライバーは理解して電話を切ってくれます。ドライバーの中には英語で話してくれる人もいます。
自分が予約したドライバーが来たと思ったら、携帯画面に表示されている車やバイクのナンバーが合っているかどうかや、携帯画面を見せて自分のドライバーかチェックをしてから乗るようにしましょう。
あらかじめ目的地を設定しているのでドライバーは目的地を把握していますが、乗車時にドライバーが念のためにもう一度目的地を確認してくれます。ベトナム語がわからない方は乗車前に目的地の住所を見せれば大丈夫です。
支払い
目的地に着いたら、あらかじめ確定していた料金を支払います。現金の場合はお金の単位や値段を間違え無いようにドライバーにお金を払いましょう。
クレジットカード払いを選択した人は何の手続きも無いので到着後、すぐに降車して大丈夫です。降車時に、ドライバーにありがとう「cảm ơn (カムオン)」と一言感謝の言葉を伝えると良いでしょう。
タクシーを降車時、携帯にはドライバーの評価をする画面が表示され、ドライバーを星の数とコメントで評価できます。