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ワールドカップ賭博、胴元を摘発
「サッカーワールドカップ2018」に自国が出場していないのにも関わらず、ベトナム人がサッカー中継を見て大いに盛り上がる要因はサッカー賭博にあるようだ。
公安省はホーチミン市警察と協力し、オンライン上で「サッカーワールドカップ2018」の試合結果に関する賭博行為を斡旋していた胴元の業者を摘発した。
公安省と南部刑事警察局は、現在賭博行為が行われていた「12bet.com」の運営に関与していた疑いのある10人を取り調べをおこなっている。
南部刑事警察局は「C50」と呼ばれるハイテク犯罪防止局と協力し、数ヶ月間に渡って「12bet.com」の捜査を続けてきた。当局は今回、ワールドカップが開幕し賭博行為が活発化したタイミングを見計らって摘発に踏み切ったという。
南部刑事警察局は、ハイテク犯罪防止警察局(C50)と協力して、過去数カ月にわたり12bet.comのオンライン賭博シンジゲートを捜査してきた。ワールドカップが開幕し、同シンジゲートも活発化した時期を見計らい、摘発に踏み切った。
6月21日、公安省とホーチミン市警察は6区と7区にある「12bet.com」の運営事務所へと家宅捜索に入り、賭博の胴元業者の経営者らを拘束した。
家宅捜索の際、警察は3億ドン(約150万円)とパソコン数台、銀行カードなどを押収し、容疑者の銀行口座を凍結したという。
警察の調査により、容疑者の身元はボー・バン・ギア容疑者(26)とチャン・ザン・イン・フエ容疑者(22)だと判明した。2人はホーチミン市の7区に在住する夫婦であり、国際的なギャンブル組織と接触しながら「12bet.com」の運営も行なっていたという。ギア夫婦は賭博行為のや賭博金を収める銀行口座の管理を行なっていた。
「12bet.com」では多くの賭博行為が行われていた。ワールドカップでは賭博行為が活発化し、取引総額が数千億ドン(約25億円〜約30億円)にまで膨れ上がったという。
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