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大手小売チェーン店「MUMUSO」、偽装など複数の法律違反が発覚
金曜日、ベトナム産業貿易省は雑貨小売チェーン店「MUMUSO(ムムソウ)」を経営するMUMUSOベトナム社を調査し、同店で販売されている商品の99.3%が中国産であることが明らかになったと発表した。
今回の調査はTran Tuan Anh産業貿易大臣の指示で実施された。同社の物流、生産、偽物商品の取引、競合、消費者権利の尊重状況など多岐にわたって詳しく調査されたという。
調査の結果、同社は消費者に対し、不正確で誤った商品情報を伝達する違法行為を行っていたことが発覚した。
調査によると、MUMUSOは2016年から今年5月31日までで美容、ヘルスケア、ファッションアクセサリー、オフィス用品、家庭用品の5つのジャンルで2273種類の商品を販売してきたという。
同社で販売されている商品は韓国製だとされていたが、産業貿易省の調査で実際には商品や商品の生産技術が韓国から来たものであることを証明する書類は見つからなかったことが明らかになった。
また、同社は広告で商品が韓国製であると消費者に虚偽情報を流しており、ベトナム競争法にも違反している疑いが持たれている。
MUMUSOは韓国ブランドであるというイメージを根付かせるため、広告で韓国製であることをアピールしていたという。
さらに、同社は商品のラベル表示を偽装していたことも明らかになった。複数の外国語とベトナム語で記載されている商品ラベルは同社で保管されている商品に関する書類と内容が異なっていたそうだ。
他にも、産業貿易省が同社の化粧品サンプル6つを薬品品質管理研究所で検査した結果、ラベルに記載された成分表示が実際に含まれている成分とは異なる問題も発覚している。
同社はウェブサイトについての正確な情報を省庁に提供していないため、電子商取引やその他の法律にも違法している可能性がある。特に同社の登録商標の販売権取得に関する手続きは完了していなかったという。また、同社は自社の住所や販促方法について当局に届け出ていなかった。
5月10日、同省は同社の韓国企業連合よりMUMUSOベトナムの調査をするよう依頼を受けていた。
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