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日本国内でのベトナム人実習生による万引き被害総額約1200万円に
日本で、ドラッグストアから11万4000ドル(約1200万円)相当の商品を万引きしたとしてベトナム人6人が逮捕された。
Japan Todayによると、今回逮捕されたベトナムグループの女性1人は、昨年に福井県や三重県、愛知県のドラックストアで38件、合計2229点の商品を万引きし、被害総額は5万8600ドル(約600万円)に上るという。女性の名前は明らかにされていない。
同紙は福岡地方裁判所からの情報を引用しているという。
捜査官によると、今回盗まれたのは主に化粧品、薬品、衣料品だ。今回逮捕された技能実習生は大きなショルダーバッグを持って店に入店し、1度に最大150個の商品を盗んでいたとつづけた。
警察は、万引きを行なった女性は自身の計画だけで万引きを行ったのではなく、技術訓練プログラムで日本にやって来た5人のベトナム人と共謀したのでないかとしている。警察によると、ベトナム人男性の年齢は24歳〜28歳だという。
また、犯人グループは8つの県で109件の万引きを行なったとして疑われており、被害総額はおよそ11万4000ドル(約1200万円)に上るという。
盗品はすでにベトナムのソーシャルメディア上で転売されたという。
また万引きを行なった女性は、技術実習ビザが失効し、在留資格がないことが判明したため、裁判が終了した時点で強制送還される可能性がある。
日本の入国管理局によると、2017年日本には約12万7000人のベトナム人が滞在しており、ベトナムからの実習生数は中国人数を追い抜いたという。
昨年10月に行われた日本の法務省の報告によると、2017年に日本の居住権が取り消された在日外国人のうち半分がベトナム人だという。多くのベトナム人が実習期間が終了後も違法に日本に滞在していることが明らかになっている。
2017年の警視庁の報告によると、在日ベトナム人は他国から来た非永住者よりも犯罪を起こす回数が多く評価が下がっているという。
警察のデータによると、2017年にベトナム人が日本国内で犯した犯罪件数は前年の3177件から5140件に増加し、外国人が犯した総犯罪数の30.2%を占めたという。
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