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ベトナム航空、政府保有比率51%に引き下げを検討
<2021年〜2025年間に小型機50機の購入を予定しているベトナム航空( Shutterstock / Huy Thoa)>
ベトナム政府はベトナム航空の株式35%を売却し、同社株の保有率を51%に引き下げることを計画しているという。
7日、ベトナム航空は未上場公開株取引市場(UPCoM)からホーチミン証券取引所(HoSE)に上場した。時価総額は24億5000ドル(約2700億円)となった。
国営企業資本管理委員会(CMSC、通称:スーパー委員会)のNguyen Hoang Anh委員長はVnExpressに対し、HoSEへ上場することで政府が保有する同社株の売却を促進し、投資家を引き付ける機会になると語った。
CMSCは、ベトナム航空に対し2019年〜2020年まに、現在の政府保有株式86.19%のうち35.19%を売却できるスケジュールの作成を指示したとAnh氏は加えた。
ベトナム航空会長のPham Ngoc Minh氏は、計画は既に完成しており、承認のため所管官庁に送られたと述べた。また同社は大規模投資家を募っている。
ANAホールディングスはベトナム航空の株式8.77%の保有し、5つ星の航空会社を目指す戦略的提携を結んでいる。
Minh氏によると、ベトナム航空は他分野に専門を持つ投資家を探しているという。
2019年第1四半期のベトナム航空の連結売上高は、前年同期比4.7%増の11.2億ドル(約1200億円)に上り、連結税引前利益は10.5%増の1.58兆ドン(約72億円)となった。
最新の財務報告によると、ベトナム航空は2021年〜2025年間に小型機50機の購入を検討しており、2004年と2005年に製造されたエアバス321CEO型機5機をを売却するため、株主の承認を求める予定だという。
12年以上運行した航空機に代わり、新しい航空機での運航を検討しているという。
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