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韓国系デリバリーサービス企業、Vietnammm買収でベトナム市場進出
韓国最大のフードデリバリーサービス「Baemin(配達の民族)」を運営する会社が地場企業のベトナムエムエム(Vietnammm)を買収し、ベトナムに進出した。
今週初め、VietnammmのFacebook公式ファンページはBaemin Vietnamに変更されたことが確認されている。
Vietnammmは、今後の通知があるまでBaemin Vietnamと並行して事業を継続していく述べた。
韓国で配送プラットフォームを展開するBaedal Minjokとその子会社のBaeminを所有する韓国企業のWoowa Brothersは、2月にVietnammmを買収した。
2018年にWoowa Brothersは3億2000万ドルの資金を調達し、26億ドル(約2864億円)の評価額で韓国のユニコーン企業になった。同社によると、新しい資本でベトナムを含む海外市場に進出する予定だという。
Vietnammmは2011年2月に設立され、ベトナムのフードデリバリーサービスの先駆者的存在だ。
2015年、ベトナムエムエムはオランダのフードデリバリーサービスTakeaway.comからの資金援助で、配達サービス会社のFoodpandaのベトナム事業を買収した。
新規参入企業のBeaminは、ベトナムのデリバリー市場で国内外の企業との激しい競争に直面することになるだろう。
昨年6月、GrabFoodが新規参入したことにより市場での競争が激化し、1月には同社のサービスで注文数が25倍に急増したという。
インドネシアのGo-Jekの関連会社であるGo-Vietと現地企業Nowは、市場シェアを拡大するために定期的なプロモーションを開催している。
配達サービスの潜在的可能性は高いという意見も依然として多い。市場調査企業GCOMMによると、600人のデリバリーアプリ利用者を対象とした調査によると、99%の利用者が月に2〜3回オンラインで食べ物を注文しているという。
市場調査企業のEuromonitorによると、昨年のベトナムのフードデリバリーサービスの市場規模は約3300万ドル(約36億円)の売上があり、来年は3800万ドル(約41億円)に達すると予想される。
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