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ホーチミン市中心に料金所34箇所設置か、渋滞緩和を期待

2019年08月01日(木)00時00分 公開
ホーチミン市中心に料金所34箇所設置か、渋滞緩和を期待

<ホーチミン市の渋滞の様子(Photo: VNA)>

 

ホーチミン交通局は、市内中心地の渋滞が発生しやすい場所でピーク時に通行料を徴収するため、34箇所に電子料金所を設置する計画に2500億ドン(110億円)の投資をする提案したという。

 

ホーチミン都市交通コンサルティング評議会でプロジェクトに対する意見が集められ、市内中心に入る車両に対して課金をするプロジェクト実施を支援する合意に達したという。

 

プロジェクトが承認されれば、サイゴン川トンネル管理センターがプロジェクト実施に向けて主導するという。

 

プロジェクトは2019年から2021年にかけて実施される予定で、1区、3区、および5区と10区に隣接する地域の34箇所に料金所が設置される予定だ。

 

料金所はCach Mang Thang Tam通りと3 Thang 2通りに合流するNguyen Phuc Nguyen通りの交差点、 Le Hong Phong通り、Ly Thai To通り、Nguyen Van Cu通り、Vo Van Kiet通り、Ton Duc Thang 通りに市内中心に囲むように設置される予定だ。

 

料金は市内中心に入る車両のみから徴収されるという。

 

電子料金徴収会社のVETCは自動料金徴収チップを使用し、各自動車から自動で料金を徴収するという。

 

通行料は自動的に口座から引き落とされる仕組みだ。

 

午前6時から午前9時までと午後4時から午後7時までのピーク時の通行料金は4万ドン(200円)〜6万ドン(300円)に設定されるという。

 

救急車、警察車両、消防車、公共バスの通行料は無料だ。

 

タクシーと登録車両は通常料金の75%の支払うという。

 

電子料金所では自動ナンバープレート認識装置と無線自動識別が使用され、市内中心部に入る車両の台数を集計するという。

 

1レーンにおける1時間あたり1800台の車両から料金を徴収できるという。

 

市内中心におけるピーク時間帯の通行料の導入で、公共交通機関への需要は9%〜15%増加すると予想されている。また、市内中心に入る民間車両台数は1年間で49%減少させることが期待されている。

 

出典:SGGP

 

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